ドクターインタビュー

  • HOME>
  • ドクターインタビュー

ドクターインタビュー

心斎橋、長堀橋のオフィス街に位置するおのだ歯科医院は、親子4代にわたる歯科医院です。
近くにオフィスを構えるサラリーマンや、地域にお住まいのかた、そして質の高い治療を求め遠方から来られるかたなど、多様な患者様を受け入れ治療を提供しています。
急性期の総合病院勤務での経験を活かしながら幅広い診療をおこなっている院長に、歯科医師としての思いや治療についてのこだわりについてお話をお聞きしました。

お父様の影響で歯科医を目指されたのですか?

お父様の影響で歯科医を目指されたのですか?

我が家は、親子4代にわたり歯医者の家系で、子供の頃から、父親の姿を見ているうちに自分でも何となくならないといけないなと思いながら大人になりました。
父は、まだインプラントが日本に普及する前、最新鋭の治療を日本でやりたいとアメリカやドイツに技術を学びに行きました。ですから当院のインプラントの歴史は30年以上なのです。
まだ誰もやっていない先進的なものを学びたいという行動力は、私が父をリスペクトしている点です。
どんな患者様がお越しになっても、その方の目線で家族のように振る舞いながら、的確な治療をおこなう父の背中を見て、医療のあり方の原点を子供の頃から学ばせてもらっていたことに最近特に感じるようになりました。

先生のご専門について詳しくお聞かせください

先生のご専門について詳しくお聞かせください

大学を卒業後、病院の口腔外科におりましたので、どちらかというと外科的なもののほうが専門かもしれません。
病院勤務時代は、急性期の総合病院だったため、口腔ケア的な治療よりも、メインは急性期の口腔がんと顔面骨折の手術をずっとやっていました。本当に外科畑です。
その後、インプラントの専門の先生のところで審美歯科や噛み合わせの基本的な技術をしっかりと学ばせていただき専門性を身につけました。実はインプラント治療は学校では詳しく習わず卒業後に各自で学ぶものなのです。私は、口腔外科医として勤務していましたので、「なんでも診る」歯科医師を目指し、インプラント技術も学んできました。実際に治療してみて、インプラント治療には外科的な専門性が重要であることを痛感しています。

命の最前線の医療現場と、地域の歯科医師としての仕事に違いはありますか?

命の最前線の医療現場と、地域の歯科医師としての仕事に違いはありますか?

正直なことを言うと根本的にはまったく変わっていません。
地域の医院では、救急は診ないところが多いと思いますが、「なにかあったら診る」というのが当院の基本スタイル。いわゆる医療の原点はこのスタイルなのではないかと祖父や父の背中を見て子供の頃から思っています。
あらゆる患者様に対応するには、クオリティーの高い治療が必要になってきます。その面で救急的な医療現場にいたことは私自身の利点ではないかと思っています。
患者様はいろいろなお口のトラブルを抱え来院されます。どんな状況でも、対応できるようにそこは常に意識して毎日診察にあたっています。

どんなところでやりがいを感じていますか?

どんなところでやりがいを感じていますか?

患者様に求められたことに対して結果が出て、喜んでいただけた時にやっていてよかったと嬉しくなります。
他院を回って当院にたどり着く患者様が最近は多く、だいたいが難治のケースです。そのような場合、特に外科的な手術はトラブルがあることを予測し、100%成功のオペばかりではないため、術後にしっかりとリカバリーもしていくことが必要になります。

先生の考えるインプラントの利点とは?

先生の考えるインプラントの利点とは?

患者様にとって一番嬉しいことは、失った歯そのものが再生することだと思います。しかし、現在研究が進められてはいるものの、iPS研究(iPS細胞)でもまだ実現はできていません。今後に期待を寄せていますが、現状でベストな選択肢はインプラントしかないと考えています。
入れ歯・ブリッジなどいろいろなものがありますが、自分の歯と遜色ないレベルで機能するのはインプラントではないでしょうか。「骨に人工的な根っこを立てて、そこに歯を被せて、噛んでも動かない」というのはインプラントだけにある利点です。

インプラント治療を行う上での安全性についてはどんなお考えがありますか?

インプラント治療を行う上での安全性についてはどんなお考えがありますか?

まずは私がインプラント治療で最も大切なことは、確実な場所にきっちりとインプラントを入れることだと思っています。確実なポジションにインプラントを埋め込むことが一番の安全です。そのためには、CT、マイク、ガイドサージェリーなどの医療機器を使って確実に装置を入れる必要があります。
さらに我々医師にも経験があり、短時間で手術を終えるといった手腕手技があることで腫れは確実に抑えられ、治療後も楽になります。
また不安を取り除くと言うことも安全につながると考えておりますので、患者様にしっかりと寄り添ってお話をうかがうことも大切にしています。

患者様へのメッセージをお願いします

患者様へのメッセージをお願いします

インプラントは怖いものだと皆さん思っていませんか?大掛かりな手術をやるわけではありませんし、痛みや怖さに対しては眠くなるお薬などでしっかりと対応ができます。
インプラント治療の利点である、「しっかりと噛める」ことは人生のQOLをあげるものだと私は考えています。そこに間違いはないと思い治療にあたっています。
私個人的にはメリットの方が優っているのでおすすめだと思います。

当院の場合は、他院で手術を断られた患者様も相談にお越しになります。そのような患者様の手術は難航することが予測されます。
その時は、あらかじめ腫れ方も予想できますので「こういった腫れ方をします」「一週間だけがんばってください」とリスクもきちんとご説明します。いろいろな方法を良いことも悪いことも含めてしっかりと説明しますので、そこから患者様に選んでいただいております。その結果インプラントをしない選択をされる方もおり、治療を強制することは絶対にありません。

当院では、「インプラントをやろうかな」、「やったほうが良いのか」などの相談も受けております。どんなことでもお気軽にお越しいただきご相談していただけたらと思っています。

06-6262-2566

お問い
合わせ